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長通先生、にゃっきさん書き込みありがとうございます。本来は、僕が真っ先に書き込むべきところ、感謝しています。いつも、なにかとすいません。
美穂さんのお母さんへ
とりあえず、ひと段落つきましたね。
改造車による暴走行為によって、1年半の実刑を1審で、伝えられたとき、被告が控訴してくるということは、僕は、ほとんど考えていないことでした。
でも、あれによって、お母さんは、1審、2審と、2度にわたり、お母さんの思いを裁判所で訴えることができ、被告人本人、そのお父さん、被告人の弁護士、裁判官などにお伝えすることができ、よかった部分もあるかと思います。
とくに被告人のお父さんは、子育てを、子どもを大事にするということを勘違いされていると思っていました。これは、僕が被害者である美穂さんの側に立っているからそう思うのではなく、教育に携わるものとして、感じる感想です。
控訴をして、息子さんを無罪にもっていくことが、本当に息子さんのためになるのかを考えていただきたかったです。500万円を美穂さんのご家族に渡そうとして、減刑を、あるいは、無罪を勝ち取ろうとする試みは、失敗をしましたが、かりにそんなのが通ったら、加害者である息子さんの人生観に悪影響を及ぼすことでしょう。そういうことをするお父さんだから、子どもが暴走行為をしてしまったと考えるくらいの反省をしていただきたいです。お母さんが、断然拒否したのには、大いに賛成です。
裁判について、いろいろお母さんから知らされ、もしかしたら、裁判に携わるかたがたの多くが、被害者家族の苦しみ、半狂乱にならんばかりのお母さんの苦しみ、目の前で友達を一瞬のうちに吹っ飛ばされたときの、彼女の友達の恐怖と悲しみを十分実感されていないのでは、と思ったりもしていました。
多くの人間が交通事故でなくなり、にもかかわらず、加害者が起訴さえされないことが多々あるという事実に、僕はそう思いました。
この理不尽さに、少しでも目を向けてほしいです。この事件を不起訴にすると言い出され、その理由として、「法律の限界です」とおっしゃったという検事さん、途中からこの事件の担当から外れられましたが、この裁判の結末をどう思われたことでしょう?
あたかも加害者を守るかのような現状の裁判、一部の検事さんたちの姿勢、無罪となるのを当たり前と思っているかのような被告人弁護士のあり方などが、その陰で家庭をむちゃくちゃにされたも同然の被害者家族の苦しみを置き去りにしてきたような感じがします。
僕にとっても、彼女はかけがえのない存在で、今でも、ふと彼女のことを思い、目がうるむことがあります。今こう書いているときでも、必死に冷静になろうとする自分がいます。
お母さんほどでないにしろ、深い悲しみに突き落とされた人間の一人として、1年半で、加害者が出所するかと思うと、まだ釈然としない思いがあります。
でも、お母さんは、精一杯がんばってこられたと思います。
きっと娘さんも感謝していることでしょう。
今後も、僕は、どんなことがあっても、お母さんの味方です。美穂さんの味方です。美穂さんが一度も僕を裏切らなかったように、ぼくも、お母さんを裏切らないつもりです。
彼女は、僕のいうことには、いつも「はい」といって、しっかり聞いてくれました。美穂さんは、僕の最大の理解者でした。僕も彼女を信頼していました。それは、お母さんが一番ご存知でしょう。ですから、彼女の分身のひとかけらが僕の心の中にも宿っていると思っていただけたらと思います。
その上で、僕は思います。彼女はお母さんに、きっと、「ありがとう、ありがとう」って言っていると思います。
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