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書込禁止の『石川劇場』
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ま、結局のところ…
投稿者:
石川仁木
投稿日:2008年 6月15日(日)19時14分8秒
飲んでるね。
船室から
投稿者:
石川仁木
投稿日:2008年 6月15日(日)18時47分33秒
おにぎりを4つ食べ、簡単な夕食とした。
思えば今日は昼にふく寿司を食べた他は何も口に入れていなかったのだ。
どこにでもあるコンビニのおにぎりだったが、空腹と船に乗れた安堵感とでとてもおいしく感じた。
まだ明るい。
酒を飲むには少し早いかと、珍しく常識人ぶって飲酒せずゴロゴロしている。
なんだろう。
船室の端に重ねられた毛布や枕の横に仰向けになって天井を見ていると、私自身が荷物の一つにでもなったかのようだ。
寝返りを打つと、まさにゴロンゴロンという感じだ。
船室のだだっ広さが、より“孤独な荷物”感を煽る。
空、天井、私、床、その下に海…
この異質同士の連続を不思議に面白く感じつつ、荷物のように貨物船に揺られている。
船室から
投稿者:
石川仁木
投稿日:2008年 6月15日(日)18時03分21秒
貨物船が動き出した。
船員に聞くと、乗客は五・六人しかいないらしい。
船室に入ってみると、確かにガラガラだった。
部屋というには仕切りも何も無いのだが、それでも敢えて表現すれば“一人一室”状態。
悪くない。
詩情と旅情の、いい肥やしになりそうだ。
港に着くまでのこと
投稿者:
石川仁木
投稿日:2008年 6月15日(日)17時56分5秒
鹿児島中央駅から貨物船の出る港までは、電車とタクシーを利用した。
バスを乗り継ぐ方法もあったが、あまりのどしゃ降りで列に並ぶのが億劫だった。
(今回の旅行のために購入したレインウェアをすっかりアパートに忘れて来てしまった(T_T))
タクシーの運転手(以下・運)と少し話す。
運「宿は決まってるの?」
私「いや、これからです」
運「行き当たりばったり!?
いいねぇ、俺もしたいよ」
私「うまく行くといいんですけどね」
運「俺もそういうのしたいんだけどねぇ…」
私も、寝台特急が人身事故で熊本まで走らなかったこと。
今日のために購入したレインウェアをアパートに忘れて来たことなどを話した。
「旅の醍醐味だねぇ」
頻りと私の適当な旅を羨ましがる運転手。
うん、なんかいい感じになってきた。
待合室から
投稿者:
石川仁木
投稿日:2008年 6月15日(日)17時06分37秒
貨物船へはまだ乗船できない。
仕方なく待合室でぼんやりテレビを見ている。
…と、違和感を感じた。
テレビに映っているのは、日曜夕方のバラエティー番組。
そう、今は日曜日なのだ。
そしてここは東京ではないのだ。
時間も場所も、意識になかった。
ああ、遠くに来たのだ…
貨物船へ
投稿者:
石川仁木
投稿日:2008年 6月15日(日)16時59分27秒
どうにか鹿児島まで到着。
結局、貨物船で屋久島に渡ることにした。
到着予定は明日の朝7時。
横殴りの雨。
船は激しく揺れるだろう。
再び長い時間、移動することになる。
ふく寿司
投稿者:
石川仁木
投稿日:2008年 6月15日(日)11時46分20秒
腹が減ったので下関駅で弁当を購入。
なんでも有名な駅弁らしい。
(確かに美味かった)
弁当屋で、80歳近いであろうお爺さんがビールを買っていた。
当然、私も欲しくなった。
そして「負けてられね〜だろ」という無意味な負けん気が出てきてビールも併せて購入。
ハプニングをハプニングなりに楽しむ。
旅程を決めないからこそ、だ。
大ハプニング!
投稿者:
石川仁木
投稿日:2008年 6月15日(日)10時35分35秒
大幅な遅れのため、熊本まで行かずに博多終着にするとのこと。
やってくれるぜ、JR!#ノ-_-)ノ ┴┴
朝
投稿者:
石川仁木
投稿日:2008年 6月15日(日)10時01分44秒
列車の運行がかなり遅れているらしい。
ざっと二時間半だ。
熊本到着以後は、特段交通手段の予約も入れていないので一向に構わない。
しかし遅れのせいで車内販売がなくなったとのこと。
何よりも空腹が辛い。
今回、手配したのはこの寝台特急券のみ。
行き先は密かに決めてあるが、熊本までしか切符はない。
なぜ?
なぜならどんな交通手段を選びたくなるか分からないから。
新幹線や特急でパァーッと行きたくなるかも知れないし、鈍行でトロトロ楽しみたくなるかも知れない。
職場で
「熊本のあとは?」
「旅先での宿は?」
「帰りの切符は?」
と矢継ぎ早に聞かれたが、全て「あとは現地で」と答えるしかなかった。
だからこそ楽しい。
行程の決まった旅は、旅じゃない。
ロビーカー探し
投稿者:
石川仁木
投稿日:2008年 6月15日(日)03時20分32秒
「ロビーカーでくつろごう」
そんなことを思い付いて、列車の中を歩き始めた。
いったい何両面がロビーカーになっているのか…
車内アナウンスをまるで聞いていなかったので分からない。
仕方なく列車の端から端までをほぼ探すはめになった。
こんな時間に乗り込んで来たらしい中年の女性もいた。
プラットフォームで友人と別れを惜しんでいる少年もいた。
椅子に腰掛け、ぼんやりと窓外を眺めている人もいた。
そうだ。
寝台特急を味わっているのは私だけではないのだ。
みなそれぞれに何らかの思いがあって、
あえて時間のかかる(かと言ってそのぶん安いわけでもない)この列車に乗っているのだ。
そんなことを感じつつ車内を歩いていると、ついに最後の車両まで来てしまった。
たまたま出会った乗務員にロビーカーについて聞くと、以前はあったが寝台特急が統合された時に廃止されたのだという。
そう言えば私自身、ロビーカーがあると聞いたこともなかった。
「寝台特急だからあるだろう」
という思い込みから探し始めたのだった。
仕方なくそのまま、もときた十数両を引き返した。
こんな無駄な時間も、思いを馳せるにはちょうどいい。
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